岸田首相襲撃事件の影響で、日本は首相の街頭演説を中止検討中

英国は、日本の読売新聞によると、19日、日本の首相・岸田文雄が襲撃された事件の影響を受けて、日本政府と自民党が選挙期間中の安全保障対策を強化する方法を検討し始めたと報じた。政治家の演説を屋内に移すことを提案する声もあったが、反対意見も出ているという。

 

日本の官房長官である松野博一は18日の記者会見で、「政府は必要に応じて対策をさらに強化することを検討している」と述べた。一方、前日には松野氏が自民党本部で党内幹部と会談し、首相や他の政治家が選挙期間中に屋内で演説する案を提案した。

しかし、自民党内には、屋内での演説が党外の無党派有権者に自分たちの政見を伝えることができず、親民的なイメージを作り出すことができないと慎重な姿勢を取る人も多い。また、自民党内には、「岸田氏が襲撃された事件によって街頭演説をやめることは、テロリズムに屈することになる」という見方もある。現在、日本政府は、より多くのセキュリティチェックや防弾装備を導入して演説者を保護する準備をしている。